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美和町メガソーラー

 
美和の自然を守る会
美和町を守る会の会長のお方が今回の講演者です

場所は主流の川が近くにあり、上流で峠、川があり市の水道はなく
生活用水も井戸水等で対応している
稲作をやっていて水が生活に直接影響します
勿論、生活用水も川水や井戸水を使っているとの事

峠なので開発エリアで流れた雨は川に流れます
稲作をやっていて川の水源は直接影響をします

平成29年、市から美和町にソーラーパネルが出来ると
事業者が半年でいなくなってしまった
そして新しい業者が来て
今までの計画では儲けにならないので全面的に見直しを行った
なぜか広い土地が全面的に手に入ったと
300億投資して太陽光の事業を行う
10年で元をとり、10年で利益となる、そう町民には話されたそうです

今でいう計画の見直しがありました
平成31年3月28日に説明会
県のアンケートは8割賛成
だが美和町は逆、8割が反対
どうしてこうなったのだろうか?

県は黙っている人は賛成だという解釈をし、書類を回している
田舎なので老人ばかり、横文字を言われたら判らなかったとの事
すべて信頼をしてしまった

美和町は県に対して説明会を地域まとめて一括でやってほしいと依頼したが
蓋を開ければ、各地で5~6人ぐらいの説明会で気づけば賛成のはんこを押されていた
また、個別で住宅に訪問を行い賛成の署名をさせられたの事

自治会長は反対されているけど、住民は賛成しているよというロジックに持って行かれました
こういう事を進められるプロなんだとその時危機感を覚えたとの事

下流域に居られる方たちと協力して署名を集めました
1回目は反対署名を300人ぐらい集め県に出しても取り合えてもらえず
2回目は780名の署名を集めた
去年の3月ぐらいにこの開発をおかしいということで話題となり2400名ぐらいになった
もう少し早く石本議員と出会えてたらと・・・

山口県の条例で環境アセスで縛りを加えようとしたら
我々の事業をつぶすつもりからと上海電力が訴訟を起こすそうとして
県・市の公務員は恐ろしくて及び腰になってしまったとのこと

平成31年3月28日山口県が林地開発許可申請を受理し
令和元年8月28日山口県が林地開発行為を許可を行った
そう着工の許可を出してしまったのである
しかもその時は北九州の大雨の日に県が開発許可を出してしまったのだ

それまでは協力してくれませんか?という話し合いはありました
それ以降は話とか相談は一切なくなりました

説明会は何度かありましたが一方的な話し合いで質疑はほぼない
40分が説明
20分が質疑応答 18分間水はどうなるんですか?という質疑が応答されていましたが
持ち時間のが過ぎたことで弁護士さんから時間ですと言われ
説明会は打ち切られました

メガソーラーの建築の反対ではない
自然を破壊しないでほしいという訴え

林地開発許可とは4つのポイントがある
水害を起こさせない
災害を起こさせない
水をはぐくむ
環境を悪化させない

何を見ても県から許可がでない
降った雨が地下水になり
大雨が降っても木が保水して河川に流れる水が少なくなるという研究がある
山の腐葉土が水を保水し、それを蒸発させてくれる役目があります(スポンジの役割)
これが自然の力である
すなわち水害の発生を防ぐ

ある程度の雨が増えても一気には流れ出ず木が保水してくる
だが木がなくなると一気に川に流れ込んでしまう

森林の働きは水質を良くする
地下水に流れる間に浄化されて出てきます
必要なミネラル鉄分を含んで、湧き水が出ます

美和町が水質検査をしたらヒ素と鉛が出た
収穫した玄米にヒ素が出る
蛍が居なくなり魚が居なくなった
鮎もいなくなった・・・

木があればと

許可の基準
山の気がなくなれば水害は起きます
それを防ぐためには防ぐために調整池と呼ばれるダムを設けることが求められます
それを調整池を19箇所作ります。1基1億円ほどかかります

計画変更になったら盛土でやりますと
19基のうち12基に盛土でやると
ちなみに盛土は真砂と言われる小さい川砂の粒です

施工業社ははじめから盛土で真砂で行う事になっている
美和町は真砂は崩れやすいだろうと
だが県は取り合わない

太陽光の敷地の周りは外側の林だけ残し
道路から見れないように工夫をしていた
だがそのあと崩れて全く木がない風景が見えるようになったとのこと

下流の田に土砂が6つや7つ流れ込んだ
保証が必要である、保証もまとめてでやろうとしてが
個人によって違うとの事、それぞれ個別に対応されました

これらの保証は税金、国などである
県議会でなんで民間の施工不良に税金を使うのだと取り上げたが
県は法に則り問題はありませんと告げた

水質検査をする例
事業主は天気のいい日に水質検査をし問題ないと判断された
だが雨の日に、美和町が水質検査をしたらヒ素が出た

その後、県が水質検査をしに来た際
ポンプで水を一度抜き水質検査をした模様
だから県は異常が全くないと判断を行った

有害物質が出たということで
土壌汚染の調査をしてくれと依頼の方法にも問題があった
美和町は法に則って調査をお願いしたが
保健所の人たちは法に則って調査はできないと返答がされた

よく言われるのは
ここまで進んでしまったら開発は止められないだろう
我々は1日も早く植林をするなり自然を取り戻してほしい
この問題を早期解決するために行動している
それが我々の思いですと述べられました

70歳のおじいちゃんが一番若く活動されている
写真を撮るにしてもフィルムで取ってらっしゃっています
自治会長様です